しみまちゃんねる

心理士が書きたいことを書いてるノート

追記 発達障害の概念

しまった、誤解をうんでしまう、

と思って追記。

 

 

前回の発達障害のお話は、

あくまで私の知識と経験に基づいたものです。

 

 

そしてその、私の経験の中身としては

WISCという知能検査でいうと、

IQ80〜120(平均以下〜平均以上)の方が

多いわけですので

 

つまりは、

「グレーゾーンあたりにまつわる

お話をしています」ということを

付け加えさせてください。

 

 

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ついでに私自身に関する小話の続き。

 

私は、

知能検査でいうところのワーキングメモリ、

作業記憶(≒短期記憶)の成績だけ

壊滅的に低いです。

 

そしてこれは「誰でもそうじゃん」と

思われるかもしれませんが、

興味の[あること]と[ないこと]の

処理速度に 雲泥の差があります。

 

 

これを25歳のときに知りました。

もっと早く知っていれば

工夫できたのでは…と思うと

高校生からやり直したい気持ちになりました。

 

 

 

 

高校の授業のとき、私に起こっていたこと。

 

 

 

興味が持てないながらも聞く、

聞き逃しながらも単語ひろう、

その単語について思い出す、

(その間授業が進んでいる)、

 

真新しい単語が聞こえる、

興味が芽生えて勝手に調べ始める、

(その間も授業は進んでいる)、

 

突然先生が「質問ある人?」と尋ねる、

はっとして頭が真っ白になる、

 

チャイムがなる。

 

 

 

 

 

当時は 自分がダメすぎることが

ただひたすら恥ずかしくて、 

自覚することからすら、逃げていた。

 

劣等感しかなくて、苦しかったな。

 

 

 

 

今工夫していることといえば、たとえば…

 

本当に徹底的にメモを取るようにしています。

意味は理解できてなくても

とりあえずメモしておけば、

あとから調べることができる。

 

 

あとは、好きなことを仕事にしました。

 

いや違うか、

好きなことしか頑張れなかった。

 

そんなことを言えるのは、贅沢かな。

 

 

 

 

もし自分の知能のことで

困っている人がいたら、

もっと詳しく知りたい人がいたら、

声をかけてください。

 

知能検査は専門機関でしかできないけど、

ある程度現状を聞かせてもらえたら、

あたりをつけることはできます。

 

勇気がいるかもしれないけど、

最初の一歩を踏み出せたら、もう、大したもんです。

必ず生きやすくなりますから。